ファームの仕事って何をするの?稼げるの?どうやって仕事を探すの?これからオーストラリアでファーム生活が待っている人に取ってわからないことばかりだと思います。
なので今回は私の元シェアメイトで、5ヶ月間のファーム生活を終えたばかりのマイさんに、インタビューして色々話を聞いてきました。
彼女にはファームをする前に必ず知っておきたい8つの質問に答えてもらいました。これからオーストラリアでファームする予定がある人は参考にしてみてください!
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1. どうやってファームを探した?
私の場合は語学学校で仲良くなった台湾人の友達が働いていたファームを紹介してもらいました。
また英語が得意な日本人はネットでファームを探して、気になるところに直接電話で問い合わせをして仕事をゲットしている人もいました。
他にもFacebookでもファームの求人が探せるのでそれを使うのもおすすめです!
💡おすすめのFacebookグループ
FamzというFBグループがあります。そこでは毎日オーストラリアのファーム求人の募集をみることができます。FBからFamzと検索すると出てきます。これから仕事を探す人は参考にしてみてください。
2. ファームは稼げるって本当?
クイーンズランド州にあるCabooltureというところで8月からいちごのパッキングをしていました。
その時は1日70ドルぐらい稼ぎました。一番忙しい時は1週間で500ドル稼ぎました。
パッキングは歩合制です。最初の頃は慣れていないので作業が遅く稼ぎにくいです。慣れてくるまで2、3週間は掛かりました。長くパッキングをしていた人はもっと稼いでいました。
Cabooltureで働いていた後、シーズンが終わりに近づいたためアデレードに飛びました。
アデレードではメインはパッキングでしたが、プランティングやカッティングもしました。
アデレードはCabooltureよりも単価が高く、いちごの質もよかったです。
給料は1週間で700〜800ドル稼ぐことができました。
1週間で1000-1500ドル稼いでいた人もいました。
3. 家賃はいくらだった?
Cabooltureにいた時はドンガというプレハブのような建物に住んでいました。家賃は1週間で120ドルでした。
ドンガの外観
ドンガの中。2人部屋で二段ベットがある。
アデレードにいた時はシェアハウスに住んでいましたが、3〜4人部屋で1週間110ドルでした。アデレードの平均的なシェアハウスの価格と比べると高めでした。
ファームのシェアハウスは季節や忙しさによって家賃が高くなったり、汚い場所に住まわされたりする場合もあるので注意が必要です。
4. 一番辛かったこと
ファームの時トラブルに巻き込まれたりする人の話をよく聞きますがが、私の場合はラッキーなことにトラブルもなく、出会った人達もいい人ばかりでした。だから辛かったことは意外にないです。
しいていうのであれば、アデレードでいちごのパッキングをしていた時に、そのファームの方針で‘その日にピッキングしたいちごはその日にパッキングをしなければいけない’というルールがあり、朝の8時から夜中の2、3時まで働くことがありました。
最盛期は12時間〜14時間働いて、一番多くて18時間働いたことがありました。それは体力的に辛かったです。
5. 一番楽しかったこと
ファームの仕事を通して色々な国の友達が出来ました!
Cabooltureに住んでいた時、一緒に住んでいるシェアメイトとパーティーをして、
料理が上手なドイツ人に料理を教えてもらったり、台湾人と一緒に夜ご飯を食べたり、日本では絶対できない経験をすることができました。
今挙げるだけでもドイツ人、イタリア人、イギリス人、台湾人、韓国人、モンゴル人と一緒に生活をしました。どの国の人もフレンドリーな人ばかりでした。
6. ファーム生活中に英語は上達した?
英語は上達しました。でもファーム生活をただ過ごすだけでは英語は上達しません。
仕事の時はひたすら作業をしているのであまり英語を使うことはありませんし、一緒に生活する台湾人や韓国人の中では英語ができない人もいっぱいました。
だから自発的に英語を話す機会を増やす努力をしました。
例えば、街に出て自分からネイティブに話しかけたり、週末にはバーやクラブに行ったりしてそこでも英語を話すようにしました。
英語が全くできないという人は語学学校に行く前にファーム行くのもいいと思います。そこで徐々に英語を話す機会を作って慣れてきた時に語学学校に行ったほうが身につくと思います。
そしてお金も貯められるので安心して勉強に専念することができます。
7. ファームで必要なもの
ファームに行くときは捨ててもいいような服だけを持ってください。なるべ荷物は少ないほうがいいです。というのも途中でシーズンoffになり、他の場所へ移動しないきゃいけないという場合が多くあります。
その時に荷物が多いと移動も大変ですし、飛行機に乗れば手荷物料金もかかります。なので持って行くものはなるべく少なく。ファーム中はおしゃれな服はいらないです。
汚れてもいい長袖やズボンがあれば十分です。
寝袋は用意してもいいと思います。私が住んでいた場所はベットマットレスはあったもののシーツやブランケットを自分で買わないといけませんでした。
その時に寝袋があったらどこでも寝ることができます。日本人は結構、寝服を持参して寝ている人が多かったです。
8. ファームが終わってから何をする?
私はファームに行く前にジャパレスで働いていましたが、ファーム生活中はその時よりも多く貯金することができました。
これからオーストラリア国内を旅行して、そのあとは東南アジアの国々を旅行しようと思います。
ファームで出会った日本人の中にはファームで学費を稼いでから語学学校に通う人やファームで貯金をしたあとカナダのワーホリに行くという人もいました。
何かの目標のためにお金を貯めるにはファームの仕事は貯めやすいと思います。100万貯めるのも難しくないです。
まとめ
以上、5ヶ月間のファーム生活を終えたばかりのマイさんのインタビューでした。
マイさんは最初こそファームにあまり行きたくないと言っていましたが、実際に行ってみたらたくさんの友達を作ったり英語環境を作ったりすごく充実した5ヶ月を過ごしていました。
マイさんはシェアハウスに住んでいる頃からネイティブの友達を作ったり、英語のコミュニティーに参加したりしていました。その積極性があればどんな場所にいても何をしていても充実した生活が送れるんだな。と彼女の話を聞いて思いました。
これからファームに行く人はあまり乗り気じゃない人も多いと思います。でも実際に行ってみると楽しいこともたくさんあります。そして季節や場所によっては月30万以上稼げるファームもゴロゴロあります。ぜひ最高の思い出を作ってセカンドビザをゲットしてくださいね。
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