語学学校で日本語教師を始めて2ヶ月。現実はこうだった。

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普段はオンラインで日本語の先生をしているのですが、経験も兼ねて非常勤講師として語学学校でも日本語の先生を始めました。

今回は実際に教壇に立って大変だったことや語学学校の実態についてまとめました。

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日本語教師は需要なし?

日本語教師は仕事がない…? 実はそんなことありません。事実、日本では外国人留学生の増加と共に5年で200校以上の語学学校が増えました。

だから現段階で言うと日本語教師の需要はあります。でも初心者は雇ってくれない…?いえいえそんなことありません。

私自身、個人で教えたことはあるものの、教壇に立って教えた経験0でしたが、人足りないのでやってください!って感じでソッコー決まりました。

420時間の養成講座 or 日本語教育能力検定試験合格 or 大学が教育学部卒業のなかで一つでも該当すれば雇ってもらえます。

採用前に模擬授業をさせる学校もあるようですが、私のところはそれがありませんでした。

採用後、他の先生の授業風景を見学して次の週から自分のクラスを持ちました。

時給は結構いい?

私が勤めているのは都内にある語学学校。先生の経験値にもよりますが時給は2,700円〜3,000円と言ったところです。交通費も全額出してくれます。

これだけ見たら、時給もいいし、やりたいって思う人がいるかもしれません…。場所によっては時給が2,000円行かないところや交通費が出ないところもあります。

私も最初は3時間だけ働いて1万近く貰えるなんて神じゃね?って思いました。しかーし!

準備が鬼クソ大変

時給は確かに悪くない。普通のアルバイトするより全然良い。しかし、準備がすごく大変!!!!

ただ、教科書を教えて終わりではなく、授業の前に宿題を作ったり、追加の教材を自分で作ったり、説明で使うスライドを作ったり、準備だけでも授業の何倍もの時間を費やさないといけません。

また学校側で教えるカリキュラムが決まっているのでそれに沿ってしないといけないんですが、一回のクラスで教える量が異常に多い!詰め込み中の詰め込みです。

日本人でも尊敬語なんて大変なのにそれを3時間で尊敬語を0から説明して、語彙を覚えさせて、問題を解かせちゃうんです。

生徒もその速さについていけない感じですが、先生もそのスピードに合わせてクラスの準備をしないといけないので大変なんです。

頭が真っ白になる

日本語教師は日本人なら誰でもできるって思う人もいると思います。正直、私も日本語ネイティブだし、多少わからなくてもなんとかなるっしょ!ってノリではじめた者です。

オンラインの日本語教師をしていると難しい質問がきても生徒と会話をしながらこっそりグーグル先生に聞くことができるのですが、学校の授業ではそうもいきません。

中には高度な文法の質問をしてくる生徒もいます。携帯もパソコンも使えないのですぐに調べることができません。

その時に答えられなくて、何回か頭真っ白パーンになったことがあります。ぼのぼのくんみたいに汗が吹き出ました。

もちろんその場で答えられない場合は、あとで答えますとか次の日答えるねって宿題にすることもできます。でもなるべくそれは避けたい(個人的に)。

だからある程度、文法の基礎的知識がないと教壇に立つのはキツいというのに気づきました。

自分の教える範囲の文法だけ完璧!だといつかボロが出ます。だから最近は毎日、参考書を引っ張り出して文法の勉強をしています。

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離職率の高い原因

日本語教師は異常に離職率が高いとどこかのサイトで読んだことがあります。それは授業の準備が多くてキツイと言うのも理由の一つですが、

それ以外にも先生との人間関係と言うのもあるみたいです。私の学校にもベテラン先生で気の強そうな女性の先生がいます。

自分の思い通りにいかないとイライラしたり、気の弱そうな男性の先生にあたりが強かったり、「新しい先生がいると生徒の質が落ちますねえ〜」なんて嫌味を何回も言ってきたり。

経験があっても心が狭そうな人が多い。自分は将来こうなりたくないなあって思います。笑

また、常勤の先生と非常勤の先生との間でもバチバチがあるみたいで、非常勤の先生は待遇が違う!不公平だ!といつも愚痴をこぼしています。

ここに毎日いたら病むだろうなーって環境です。右から左に受け流せる人は全然生きていけると思いますが、人間関係に耐えられない人は辞めていくか、語学学校を転々とするようです。

誰も助けてくれない

日本語学校で教え始めたきっかけは個人で教えてきて自分の教え方や日本語知識に限界を感じていたから。

他の先生から話も聞きたかったし、どういう授業をするのか見てみたいという気持ちもありました。

でも実際、先生達は他の先生に自分の授業風景を見せたがらないし(企業秘密的な感覚)、文法的な質問をしてもそこまで詳しく教えてくれません。

質問も確認程度なら聞けるって感じです。結局、わからないことは自分で解決しなければいけません。

つまり日本語教師として学校で働き始めるというのは文法も教え方もわかって当然。日本語教師こそ、即戦力が求められる環境なんだなあと思いました。

生徒は敵?味方?

私の教えているクラスはベトナム、ネパール、ミャンマーなどの漢字を知らないアジア圏の生徒が多いです。

私がラッキーなのかもしれませんが生徒達はすっごくいい。みんな人慣れしている猫のように人なつっこいです。

間違えてもみんながフォローしあって、発言もたくさんしてくれるし、ぶっちゃけ生徒にいい子が多いから辞めずにやれてる感じもします。

日本が好きで日本語の勉強自体も好きと言う生徒が多いので頑張ってくれています。

ベトナムの生徒は英語がわからないので日本語だけで教えますが、ネパール、ミャンマーは英語がわかる生徒が多いです。

まとめ

・日本語教師の需要はある。求人も多い
・時給はいいが、授業の準備が大変、結果、見合っていない。
・文法の知識はかなり問われる(日々勉強)
・気の強くてプライドの高い先生が絶対いる
・非常勤講師と常勤講師のバチバチがある
・講師の休憩室は愚痴の溜まり場
・日本語教師は即戦力が求められる
・先生は生徒よりも日本語の勉強が必要
・ベトナム/ミャンマー/ネパールの生徒は人懐っこい

ちなみに英語が話せなくて不安という人もいると思いますが、私が知ってるべテラン先生は英語が全く話せなくても初心者の授業で日本語だけで教えています。

場所によりますが、英語ができなくても全く問題ない学校も多いです。だから日本で教える限り、英語に関して心配することはないと思います。

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