2年間無申告におびえていたフリーランスが確定申告に向き合った

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私、実は今まで確定申告していませんでした。フリーランスとして仕事を始めて収入があるからにはしないと!と思いつつ、何もしないでいました。

でも、やっぱり大人として納税の義務を果たさねば!ということで過去2年間分の確定申告をしてきました。

今回は備忘録も兼ねてそれまでの流れを書いていきたいと思います。(変なとこがあったらすみません。)

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確定申告って難しそう…

これを読んでいる人はわかると思いますが、確定申告ってなんか難しそうな気がしませんか?

色々お金の計算をしたり、難しい申告書を書かないといけなかったり。そんなイメージがありますよね。

私も何かと確定申告の話を聞くたびに、自分にも関係があるってわかっていたけど難しそう&支払いが怖いというクソな理由でフリーランスになって2年以上も確定申告から逃げていました。

でも基本的にフリーランスとして収入が発生すれば確定申告は必ずしないといけません。

しなくてもいい場合は、所得金額(収入ー経費)が20万以下の場合。

逃げても不安はやってくる

不安になって、考えないようにしても結局またいつか気になるんです。自分が無申告という現実が。

もし税務署にバレたらどうしようとか脱税で逮捕された人のニュースを見て明日は我が身…なんて思ってみたり。

仕事も中途半端な気持ちだったんです。フリーランスだけど、税金についてよくわからないからあんまり大きい声で何してるか言いたくない。みたいな。

そんなもやもやが続いて「やっぱりスッキリさせよう!」って思ったんです。結局いつか払わないといけないのは確実ですからね。

そこから自分で確定申告に何が必要なのか色々ネットで調べるようになりました。

無申告を放置すると…

無申告についてネットで調べて見ると出るわ出るわ無申告の恐ろしさが書かれたページ達が。

一番怖かったのが無申告を何年も続けると税務署の調査が入り、何百万もの「無申告加算税」と「延滞税」を払わないといけなくなるということ。

自己破産をしても一生払い続けないといけないこと。

「あ、これ貯金全部なくなるな…」ってその時思いました。近々海外に長期で行こうと貯金していた金が全部パーになるなっと思いました。

ただ、こんな記事も読みました。無申告の場合でも気付いた時に速やかに申告を行えばペナルティが超軽減される。

自分から「無申告なんす。だから今払います。」
と言えばいいのです。

これしかない!

速やかに支払うべく、まずは相談に乗ってもらえそうな税理士さんを探すことにしました。

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税理士費用は高いいいいいい!

税理士さんに相談すると言ってもどこですればいいかわからず、とりあえずGoogleで上位に出ててきた税理士事務所のウェブサイトをひたすら覗き続ける日々。

無料相談って書いてあっても、申告代行は15万〜とか、1時間の相談料1万5000円とか、えらい高い費用ばかり目につきます。

これから税金も払うのに税理士にも高額な費用を払うなんて無理ゲー過ぎる…。詰んだ。

救世主の登場

途方にくれていたら、あるページに出会いました。それは東京税理士会、立川支部のホームページ。

読んでみると火曜日と木曜日に税についての無料の相談をやっているというもの。

引用先:東京税理士会 立川支部

ある税理士さんに頼むと相談料が1万以上かかるのに、ここはガチ無料。早速ネットで予約して相談に行きました。

無申告のことを怒られたらどうしようとか、意地悪なジジイだったら嫌だな、とかずっと考えながら行きました。

マンションの一室を借りたオフィスのようでした。ピンポーンをすると女性の声。優しそうな女性がこちらへどうぞと案内してくれました。

部屋には30代後半と思われる爽やか税理士さんが。私のしている仕事や収入について綺麗さっぱり話しました。

「確かに、今の状況を考えると確定申告は必要です。何もしないと税務調査が入る可能性もあります。」とはっきり言われました。

できるだけ早く申告をするを前提に税務署に行く前に作成するべき書類、領収書についてなどを細かく教えてくれました。

税理士さんに申請代行をしてもらうこともできるそうですが、費用は1年分でだいたい5万はかかると言われました。それを2年分だったので10万円。

「必要な書類を自分で用意して税務署の人と一緒に申告した方がお金もかからないしいいですよ〜」と言われました。惚れた。

最後に私の収入を元にだいたいいくらの税金を支払わないといけないのかも計算してれました。

100万払わないといけなかったらどうしようとか考えていましたが、実際は全然払える額で安心しました。

税務署に行った結果…

それから1週間後、税務署に行ってきました。税理士さんに言われた通り必要書類を作ったり領収書を揃えたりしました。

★税務署に行く前に用意したもの

・収入が書かれている書類
・経費が書かれている書類
・領収書(領収書を紛失した場合は、メモ帳で自作領収書を作っても可)
・年金や健康保険を支払った時の領収書or控除証明書
・印鑑(必須)
・通帳
・源泉徴収票(あれば)

私が税務署に行ったのは9月の終わりでしたが、待っている人は全然いませんでした。自分が作った収入と経費の書類を担当者の人に伝えると

「では収入と経費をこちらの紙に書いてください」と収支内訳書という横書きの紙を渡されました。

そこにその年の収入金額と経費を書いてから所得を金額を出します。一通り書いたら担当者の人がそれを元に確定申告書を作成し、納める税金の額も出してくれます。

納税は後からでもできるのですが、私は早くスッキリさせたかったので、その場で払いました。

クレジットカード払いができないので近くのコンビニでお金を下ろしてきました。その間も担当者の人は待っていてくれました。

税務署の人って結構優しくね?低所得者には優しいのか…?なんて考えてしまいました。

ちなみに私は無申告だったので2年分の税金と延滞金がかかります。延滞金は郵送で支払い用紙が送られてくるので別途で払います。

意外に怖くないし難しくない

意外と税務署は怖い場所じゃなかったです。説教もされません。書類の記入も一緒にやってくれます。わからなければ聞けます。

ただ、収入が多い場合や無申告期間が長くなるとその分支払う税金も延滞金も多くなります。モヤモヤしたら早いうちに行動した方がいいです。

私は無申告期間2年&そこまで収入が高くなかったので、大きいダメージにはなりませんでした。勉強代だと思えば延滞金も全然痛くないレベルでした。

これから無申告と戦う人へ

フリーランスで収入があるけど確定申告をしていないならまずは税理士さんに相談してみるのがいいと思います。プロに相談すると絶対視界が明るくなりますよー。

先ほども書いた通り、全国にある税理士会では無料相談をしてくれます。ちなみに税務署でも確定申告について匿名で電話相談ができます(無料)。

ただ、税理士会の無料相談は時間が30分と決まっていました。がっつり相談したい、むしろ申請も頼みたいという人は直接税理士さんと繋がるのがいいと思います。

税理士を無料で紹介

税理士ドットコムでは自分の予算や要望に応じて税理士さんを無料で紹介してくれます。

・どの税理士がいいかわからない
・なるべく税理士費用を抑えたい
・そもそも税理士が必要か相談したい
・会ってゆっくり相談したい

税理士に関することを専任コーディネーターさんが相談に乗ってくれて必要があれば、
自分に合った税理士さんを無料で紹介してくれます。

税理士ドットコム

今すぐ相談したい

【ココナラ】というサイトを知っていますか?様々な分野のプロに仕事を依頼したり、相談に乗ってもらうことができるサイトです。

ココナラにもたくさんの税理士さんがおり、確定申告の質問や相談に個別に対応してくれます。まずは相談したい人や確定申告について質問したい人はこちらを使うのもいいと思います。

無料ではありませんが、一回の相談につき500円〜と良心的です。


税理士/確定申告/相談と検索するとたくさんの税理士さんが出てきます。

とにかく、自分で解決しようとすると絶望的になるので、無申告から脱出するにはその道に詳しいプロに相談することから初めてみるのが一番だと思います。

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