留学したのに英語が上達しなかった。英語を全然話さなかった。日本人と固まってしまって1年間英語を話す機会がないまま帰国。なんて話よく聞きませんか?
留学をする理由の多くは英語を勉強するため。とは言っても最初は生活に慣れるのでいっぱいいっぱいでなかなか上達しません。
焦るけど何をすればいいかわからない。つい楽な方に流れしまう。そして無情にも月日は過ぎて行く…。
そうならないためにも今回は「留学中に日本人と固まってしまって英語が上達しなかった」を避けるために私がやっていた6つのことをお話ししたいと思います。
これらの方法は毎日英語を使う現在の仕事にも生かされています。
スポンサーリンク1. 損か得かで友達を選ぶ
友達を損得で考えるなんておかしいと思う人がいるかもしれません。でも留学中は損得で友達を選んでください。英語が話せるようになりたいから何十万、何百万という高いお金を払って留学します。
日本にいて普段通りに生活をするのなら、愚痴の言い合える友達とつまらない会話を何時間しても全く問題ありません。
でもあなたの留学には目的とゴールがあります。その目的を達成するためにも友達選びは大切です。あなたにとっていい影響をもたらす人となるのかそうでないのかきちんと選択しましょう。
語学学校にいたときに日本人で固まっている5、6人のグループがいました。授業が終わるとすぐに集まって、「だるい。日本帰りたーい。」とか「英語が話せない。ヤバーい。」と愚痴や内容のない会話ばかりしていました。
彼らはあなたにとっていい影響をもたらすでしょうか?
日本人でも外国人でも自分にいい影響をもたらす人と仲良くすること。そして自分もその人のようになりたいと憧れを持てるような人を見つけることも大切です。
2. いつでもゲートを開いておく
これはあなた自身が気軽に話しかけてもらえるような人になるってことです。
よく周りにいますよね?誰とでも仲良くなれるAさん。なんでAさんは誰とでも仲良くなれるんだろう?って羨ましく思ったことはありませんか?
留学中はあなたがAさん人になってください。「自分はシャイだし、性格的に難しい。」と思っているかもしれません。私もそう思っていました。
大学の時、いつもボッチで友達という友達はいませんでした。もともと結構な人見知りで集団行動が苦手な私はワイワイしながら友達とキャッキャすることができませんでした。
「大学は勉強するところだし、友達はいなくてもいい」そう開き直っていました。
でも、留学中はそんな強がってられません。ずっと孤立してたらなんのために海外に来たの?ってなってしまいます。
英語環境や自分の生活を豊かにするためにあなたの心のゲートをまずオープンしなければいけません。では、その方法として次のことを実行してください。
3. 知らない人でも挨拶をする
留学当初、英語が話せないのもあり、会話をどうやってスタートすればいいかわかりませんでした。でも友達が欲しい。
たくさん英語を話す環境を作りたい!とずっと考えていました。そこで考えた末に思いついたのが「とりあえず挨拶をする作戦」です。
例えば、語学学校で知らない人にも挨拶をする。ちょっと口角をあげて気持ち80%ぐらいの笑顔で「Hi!」というだけです。最初はあっちも「Hi」だけしか返してこないかもしれません。
でもこれはいいきっかけ作りになります。もし次に会ったら、あっちから声をかけてくれるかもしれないし、自分自身も声をかけやすいです。
変な人って思われたらどうしようとか、シカトされたらどうしようとかは忘れてください。ヨーロッパ、ラテン系の人は初対面でもフレンドリーに接してくれるので、とにかく怖がらずに一度トライしてみてください。
私は知っている人知らない人に関わらず、「Hi」をいい続けました。そのおかげで100人以上の友達ができました。
特に南米、ヨーロッパの人たちと仲良くなることができました。たった一言の挨拶で交友関係が広がるならやらない理由はありません。
4. 自分は2重人格だと信じこませる
高校生の時に塾に通っていたのですが、クラスのみんながすごく仲良くて、自分は途中から入ったので輪の中に入ることができませんでした。
結果として1年間、透明人間に徹しました。周りも触れないでおこうみたいな空気になっていました。
この経験から自分が空気に徹してしまうとマジで友達ができないというのを熟知していました。もう二度も同じ経験をしたくない。だから留学中は生まれ変わろうと心に決めました。
自分を変える方法として「自分は二重人格なんだ」と毎日呪文のように唱えていました。シャイで根暗の自分と留学中の自分は別の人。だからなんでもできる。そう思い続けました。
おかげで今まで日本では絶対やらない新しいこと(クラブに行ってオールしたり、集団でワイワイしたり)にもトライできるようになりました。
5. 信頼できる日本人の友達を作る
英語環境を作る=日本人の友達を作らない。そう思っていた時がありました。語学学校に行っても日本人と一緒にいないようにしたりとか、距離をとったりしていました。これは気持ち的に窮屈でした。
家のことや仕事探しなど海外生活で自分が困ったときに助けてくれたのは日本人でした。外国人の友達がたくさんできても結局、困った時や心細いときはなんだかんだで日本人の友達が必要です。
心から信頼できて頼りになる友達を見つけてください。留学が終わっても交友関係が続きます。
6. 現地の友達を1人でもいいから作る
語学学校に行けば英語がペラペラになると思っていました。しかし英語がグーンと伸びたのは学校を卒業してからでした。
逆に学校にいたときは先生や友達の会話はわかるけど、ホームステイ先の家族やお店で使う英語は全然わかりませんでした。
先生は生徒のレベルに合わせてゆっくり英語を話すし、私たちも教科書から学ぶ英語だけを勉強しました。
でもリアルの会話は訛りやスラングもたくさんあるし、話す速度も数倍早いです。その日常レベルの英語に慣れる必要があります。
だからこそ現地の友達を作ってください。例えば、オーストラリアならオーストラリア人。
私は学校よりもオーストラリア人の友達ができてから英語が上達しました。教科書に載っていないスラングやよく使う言い回しを教えてもらって会話の幅がめちゃめちゃ広がりました。
それに加え、オーストラリア人の友達を紹介してもらったり交流の幅も広がりました。
これらの6つのことを頭の片隅に入れておくだけで留学生活が全く別のものになります。留学で満足のいく結果が残せたら自分の将来も180度変えることができます。
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