センター試験の季節がやってきましたね。私も高校三年生の冬、センター試験を受けて撃沈した覚えがあります。
最近はセンター試験の季節になると実力だめしにセンター試験を解いてみることがあります。
留学やワーホリをしている甲斐があって今はなんとか7割取れるぐらいになりました。現役の時は4割ぐらいしか取れなかったので(ヤバい)、そう考えたらだいぶ良くなったと思います。
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イギリス人が解いたら満点が取れるのか?
協力者: パトリック
では、ネイティブであるイギリス人がセンター試験を解いたら満点を取れるのか?
今回はイギリス人のパトリックに協力してもらい、実際に問題を解いてもらいました。
解いてもらったのは平成29年のセンター試験英語です。
実際に解いた問題はこちらからみれます
一番最初の問題は単語の中でどこを一番強く発音するか、第一アクセントを答える質問です。
パトリック「こんなもん日常生活で考えたことがない。いつもどこを強く発音するかなんて考えない。」
この第一アクセントを答える問題は意味がわからなかったらしく、何度も問題の意味を説明しました。
次は文法問題。4つの中から正しい選択肢を選びます。さすがに文法は簡単だったのか超高速で答えていました。
次につまづいた問題は文書の並べ替え問題。
パトリック「こんな問題解いてなんのレベルが測れるんだよ?こんなのわかるはずがない。クレイジーだ!」
人生で初めて解いた並べ替え問題に相当苦戦していました。
次は会話表現の問題、これは簡単だったようで高速で終わらせていました。
しかし、解いていくほどに増える文章量…。
つまらないと愚痴を言っていた会話問題。
引用先: 平成29年センター試験英語の問題
パトリック「なんだこのつまらない文章は!日本人はこんなつまらない文章を読んでいるのか」
55問中34問解いたところで本格的な長文問題になり、「もうやりたくない!」とストップがかかりました。
「こんな長すぎる文章読みたくない…。仕事をしている気分だ。」
ということで全問解けずに断念…。
果たして全問正解できたのか…!?
結論:ネイティブでも満点は取れなかった
センター試験を55問中34問やり終えたところで答え合わせをしました。
結論から言うとイギリス人でも満点を取れませんでした。
34問中2問も間違えてしまいました。
間違えた問題はやはり文句垂れまくっていた並び替え問題。
実際に間違えた問題(問1と問2)
引用先: 平成29年センター試験英語の問題
答え合わせをした後も「今まで、こんな並べ替え問題を解いたことがないし、意味がない。」と最後まで愚痴をこぼしていました。
英語のテストできる=英語が話せるではない
日本の英語の試験は特殊です。並べ替え問題や選択問題など実際の会話であまり役に立たない問題や実際の会話であまり役に立たない語彙がとても多いです。
現役の時、センター試験が4割しか取れなくても、英語が話せるようになりましたし、ネイティブでもセンター試験で満点取ることができません。
だから英語のテストの点数が低くても諦めずに英語を話すことを続けて行きましょう!
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