今日は語学学校についてお話ししたいと思います。
※今回はオーストラリアの場合です。フィリピンやセブ留学だとシステムが異なります。
私は半年間、ブリスベンにある語学学校に通っていました。
語学学校はもちろん英語を勉強する場所です。
しかし一歩間違えると、毎日、日本人とダベる場所になりかねません。
今回はどうしたら語学学校を120%活用しつつ、
英語漬け生活ができるのかお話したいと思います。
スポンサーリンク
1. 語学学校では意外に英語を話さない。
私のクラスには10〜18人の生徒がいました。
生徒が多いと先生も一人一人に構ってられません。
授業の中で先生と1対1で話す時間はほとんどありませんでした。むしろ生徒と話す機会が多かったです。
同じレベルの生徒と英語を話す訳ですから、本当にこれで上達するのか不安になることがありました。
2. アジア人がめっちゃ多い!
語学学校に行ったらこんな生徒がいるイメージありませんか?
私もそう思っていました。でも、実際は違います。
アジア人率80%でした。日本人もたくさんいました。
クラスによっては半分近い生徒が日本人なんてこともありました。
当たり前ですが、生徒の中にネイティブスピーカーはいません。
学校に行けばたくさんの外国人と友達になって、英語を話しまくる。
そんなイメージがあると思いますが、実際はちょっと違います。
日本人と固まってしまったり、英語ができない人で固まってしまう。
そんなことがよくあります。
じゃあ、語学学校で日本人と固まらずに120%英語漬け生活ができるの?
一つだけ方法があります。
それは・・・
自分の能力よりも少し上のクラスに行くこと。
語学学校の一般英語クラスにはレベルがあります。
・Beginner(初心者)…全くの初心者(ABCから勉強する)
・Elementary(初級)…身振り手振りでなんとか会話ができるレベル
・Pre-intermediate(準中級)…基本的な英語を使いコミュニケーションが取れる
・Intermediate(中級) …一般生活で必要な英語がわかる
・Upper-intermediate(中級上)…自分の意思や考えを自信を持って発言できる
・Advanced(上級)…何不自由なく英語が話せ、現地の大学授業についていける
こんな感じで英語のレベルによってクラス分けされています。初日のテストの結果によってどこのクラスに行くか決まります。
私が受けたテストはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキング、
これら全ての要素がありました。
もし、日本人が少なくて英語をたくさん話せる友達が欲しいなら、
このクラス分けテストでいい結果を残す必要があります。
日本人は大体、Elementary(初級)や Pre-intermediate(準中級)からスタートする場合が多いです。クラスメイトは日本人の他に台湾人や韓国人、タイ人などアジア系が多かったです。
中級や中上級のレベルになると日本人は少なくなり、
ブラジル人、コロンビア人、スペイン人などのラテン系が増えます。
さらにその上、上級クラスになるとヨーロッパからくる人が多くなります。
私の学校ではスペイン人の他にチェコ人、スイス人、フランス人などが勉強をしていました。
日常会話はもともと話せる人が多く、オーストラリアの大学や専門学校に
入学するために勉強している人が多かったです。
おおざっぱではありますが、どこのクラスに自分が行くかによって授業内容や生徒の国籍が変わってきます。
大切なのは今の英語のレベルにぴったりなクラスを目指すのではなく、
自分の能力よりも少し上のクラスに滑り込むこと。
一番最初の段階で中級ぐらいに入れれば、結構いいスタートだと思います。
だからこそ、日本にいる間に話す・聞く練習はやっておいて損はないです。
私たちはもともと文法は得意なので、話す練習を特にした方がいいです。
慣れていないといきなり英語を話せと言われても頭が真っ白になってしまうので・・・!
少しでも参考になれば幸いです。