オーストラリアにいるならオーストラリアでしかできないことをしたい!とワーホリや留学をしている人なら考えると思います。
自分のオーストラリア でしたいことリストに入っていた1つ。カンガルーの肉を食べる。今回はこれを実現することができました。
カンガルーの肉ってどこで買えるの?どんな味がするの?美味しいの?など様々な疑問に食べたばかりの私がお答えします!
スポンサーリンク現地のスーパーで普通に買える
日本では信じられないことですが、オーストラリアのスーパーに行くとカンガルーの肉が普通に買えます。鶏肉、豚肉、牛肉、カンガルー肉みたいな感じで並んでいます。
引用先:Woolworth
驚いたことに犬猫用の餌までカンガルー味!
引用先:Woolworth
ただ、カンガルー肉は鶏肉とかに比べると高いんです。例えばステーキは1パック9ドル(約800円)します。だからなかなか手を出せずにいました。
年末にめちゃめちゃ割引されていた!
年末にスーパーに行ったら、カンガルーの肉が投げ売りされていました。もともと8ドルだったのが2.40ドル(約200円)に値下げされていました。
試してみるには申し分ない価格。迷わず購入です。
一緒にカンガルーソーセージも安くなったので買いました。
匂いを嗅いでみた結果…
買ってすぐに食べればよかったものの、なかなか心の準備ができず、肉を冷凍させてしまいました。
数日後、冷凍した肉を解凍してみたら
「く、くせええええええ!」
野獣の香りがします。例えるならサバンナで野獣のライオンが食べているようなマジの“肉”の香りがします。もしくは血の塊を数日放置したようなハイエナが好きそうな野生の香りです。
そしてキッチンにいるのに動物園にいるような気分にさせてくれます。
どこかのサイトでカンガルー肉は臭みが全然なくて食べやすいです!なんて書いてあったのですが、全然違います!食べれるものなのか少し不安になりました。
多分、冷凍せずに買った日に食べれば臭さは少なかったかもしれません。
カンガルー肉でビーフストロガノフを作ってみた
今回はカンガルーの肉を使ってビーフストロガノフを作ってみました。材料は肉、玉ねぎ、じゃがいも、マッシュルーム、サワークリームです。
焼いただけだと口の中がサバンナになるのは確実だったので、ビーフストロガノフはいい選択でした。
この写真を取っている時も獣の香りがプンプンしていました。
臭い消しに料理酒を投入しました。お酒につけたことによってお肉の臭みが20パーセントぐらい消えました。
ちなみに料理酒は現地のスーパーでも買うことができます。他にも醤油やみりん、寿司酢なども買うことができます。日本料理が食べたい時にめちゃくちゃ重宝しますよ!
野菜を炒めてお肉を投入!
慣れない野獣臭のせいで料理している時も本当に食べられるのか不安で仕方がありませんでした。念のため20分ぐらいお肉を炒めまくってついに完成!
調理した後は臭いは薄れました。
ただ実際に口に入れてみると…溢れ出す野獣。やはり、あの肉の匂いは変わらなかったです。
食感は牛肉が一番近いと思います。途中でこれは牛肉だ。と思うようにしたら全部食べることができました。
肉は硬いと聞きましたが、お酒につけたからかそこまで硬くありませんでした。
すごく淡白な味で赤身を食べてる感がすごいです。牛肉や豚肉を食べた時に感じる、ジューシーさや旨味はありませんでした。
ただ脂肪も少ないので、ダイエット中にはちょうどいいかもしれません。
もう一度買うか?と聞かれたらおそらく買いません。相当臭いに癖があるお肉です。個人的にはラム肉よりも癖が強いと思いました。
そしてカンガルー肉を食べて思ったことは、やっぱり牛肉や豚肉ってうまい。再確認しました。ありがとう。
もし、オーストラリア にいて食べる機会があればぜひ試してみてください!味はともかく食べただけでいい思い出になります。
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