大学を卒業したらワーホリをしたい!ワーホリ後は英語力を生かして日本で就職したい。そんな考えがありませんか?
私も大学卒業後オーストラリアで1年ワーホリをして日本で就職をした1人です。
今回は自分の経験を含めてワーホリ後の就活は大変だったのか?企業はワーホリをどう捉えていたか?などをまとめました。
現在、ワーホリ後の就職が不安な人や就職をするかワーホリをするのか考えている人は参考にしてください。
スポンサーリンク大学時代何もしてこなかった
学生時代、やりたいことも、したいこともなかった私は ‘単位を取るという’ 目標のためだけに大学に通っていました。
だからサークルにも入っていなかったし、ゼミでも頑張っていなかったし、履歴書に書けるような特技もありませんでした。
大学3年生の時、数ヶ月だけ就職活動をしました。周りはゼミ長をしたとか、有名企業でインターンをしたとか、頑張ってきたことがありましたが、私には全くありませんでした。
履歴書真っ白。自己アピールも0。無理して書こうとしても嘘しか書けません。
だから面接に進めた企業はどこにもありませんでした。どこも書類選考で落とされました。
「特に行きたい企業もないし、このまま就活してもお先真っ暗だし、海外行こう。」
そんな理由で大学卒業後にワーホリに行こうと決意しました。
ワーホリに行くべき人
・大学卒業してもやりたいことがない
・就職活動にそこまで執着していない
・やりたい仕事が見つからない
そう思っている人はワーホリに行くべき人です。
行きたい企業があったり、やりたい仕事があるなら新卒で就職した方がいいです。ワーホリがただの遠回りになります。
なぜなら企業から見たらワーホリはフリーターもしくは無職期間としか捉えてもらえません。海外行ってたの!?すごい!となる企業は1つもありませんでした。
しかもワーホリして日本に帰ってきて、友達は2年目、3年目をしている光景を見ると、自分は遅れをとっていると感じます。
私はワーホリ後、新卒枠で就職をしましたが、同期はみんな2歳年下でした。その環境に自分は耐えられるのか?同じ年齢の人があなたの先輩になる。これに耐えられるのか?
そういうの無理!という人は大人しく就職しましょう。就職してからワーホリに行くこともだって可能です。社会人を数年経験してワーホリに来た人はたくさんいました。
ワーホリ後のTOEICは就職に有利?
2014年に1度目のワーホリを終えて日本に帰ってきました。就職活動をする前にTOEICを受験しました。点数は860点でした。「これで外資系も行ける!英語を使う仕事に就ける!」そう思っていました。
しかし、実際、就職活動を始めるとTOEICついて触れてくる人は誰もいませんでした。面接の時も誰1人としてTOEICについて触れる人はいませんでした。
新卒であれば、学生時代頑張ってきたこととしてTOEICの点数は有利になると思いますが、海外に1年いたならそれくらい取れて当たり前じゃない?という考えのようでした。
だからワーホリをしてTOEICの点数が高いから就職が有利に進むか?と聞かれたら決してそうではなかったです。
スポンサーリンク英語力よりも「何をしてきたか」
ワーホリの目的って英語が話せるようになりたいという人が大半だと思いますが、
面接で聞かれたことは英語が話せるかよりも「ワーホリで何をしたのか?」「ワーホリで何を得たのか?」でした。
わざわざ、新卒を捨ててワーホリをした。なら何をやってきたのか?これをみんな聞いてきます。ここで、胸を張ってやってきたことが言えれば就職活動は難しくありません。
例えば、イベントやビジネスを立ち上げたとか、人前でパフォーマンスをした経験があるとか、ボランティア活動でこんな功績を残したなど
日本ではできない経験、他の人にはできない経験をした。だからワーホリに行く価値があったと言えればいいのです。
私の場合、大学時代の就職活動より、ワーホリ後就職活動をした時の方が簡単でした。それはワーホリ中にこれを頑張ったって胸を張って言えるものがあったからだと思います。
3ヶ月間就職活動で3社から内定をもらいました。
おそらく大学時代だったら100社受けて1社も内定が貰えなかったと思います。
大企業や外資系希望なら新卒で
ワーホリに行ったから英語ができる。だから外資に行きたい。これは甘い考えです。
外資系の企業を紹介してくれる転職サイトに応募しましたが、まず、既卒である、スキルがない。この時点でどこの企業も紹介して貰えませんでした。
他にも日本の大手企業も受けましたがどれも書類選考すら通りませんでした。
ワーホリをしていた=英語が話せる=大手や外資に行ける。これは間違いです。
日常会話レベルの英語が話せても外資系や大企業では相手にしてくれません。そんなベルの大学生たくさんいます。
なおさら外資系は即戦力が欲しいので英語が多少話せるだけでは厳しいです。もし、大企業や外資系に行きたいのであれば、新卒入社の方が入りやすいと思います。
もしくはワーホリしていきなり外資や大手に行けなくても、入った会社で2、3年働いてからステップアップするのもいいと思います。
ワーホリするとまともに働けなくなる
ワーホリって自由なんです。オーストラリアなんて時給も2000円以上のバイトがゴロゴロあるし、たくさん働かなくてもお金も貯まります。
そんな環境に1年、2年いたら日本に帰って、10時間、12時間働く社畜環境がすごく辛く感じます。そして鬱になります。
他の国の人は定時で仕事を終えてプライベートもしっかりあるのになんで私はこんなに残業をして時間に拘束されているのか?そう思うようになります。
ワーホリの時間が自由すぎたし、海外のワークスタイルを知っているので日本で働くのが難しくなります。
結果、私も一年経たずに就職した企業を辞めました。そしてまたオーストラリアにセカンドビザを使って来ています。
私の周りのワーホリ経験者も数年仕事をしてまた辞めて海外に行く人がほとんどです。
プロに相談するという選択
どうしてもワーホリ後の就職が不安!!という人はプロに相談するというのもありだと思います。
留学ワーホリのエージェントのグローバルダイブでは渡航前や渡航中のサポート、ビザや語学学校の手続き代行はもちろんのこと
帰国後の海外渡航者向けの就職サポートも行なっています。
海外生活をしたことがある人、世界を飛び回った経験がある人など旅人向けの就職支援を行なっています。相談はLINEやスカイプでできるのでワーホリ中でも可能です。もちろん無料です。
これから帰国して就職を考えている方、ワーホリしたいけど就職できるか心配な方は悩みを聞いてもらいましょう。
結論:ワーホリしても就職先はある
よく、yahoo知恵袋でワーホリしたら就職できません。アルバイトしか採用してもらえません!みたいな極端な投稿を見ますが、ワーホリしてもいくらでも就職先はあります。
むしろ大学時代何もしてこなくて就職活動するよりも簡単に就職先も決まります。もちろん、ワーホリで何をしたか?何を得たのか?これを話せること前提です。
ただ、ワーホリをしたら大企業や外資系に行くのは難しくなります。なぜなら企業にとってワーホリはただのブランクとして捉えるから。
そこでただのブランクとして思われないためにはワーホリ中に他の人がしないことや胸を張って言えることなどを経験できると就職活動がしやすくなります。
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